47.蒐集王の落し物

2023/11/29

前回のあらすじ

邪悪な樹海の手により羊との鬼ごっこを強制されたアモロ観光局!

アモロ

探索から帰還後、集めた素材を売って遂に倶利伽羅竜(刀・ATK+172、TP×2、空き×2)が解禁!

アモロ

現時点で入手できる空き枠付きの刀の中では最強クラス! これでやっと波文蛭巻大太刀を手放せる…
八十は属性武器+二の太刀+我流の剣術で攻撃するタイプなので大幅な戦力強化につながる。


アモロ

素材集めに関しては採集部隊が兼用している。 探索に疲れた時なんかはこうやって素材集めして癒されているよ。

アモロ

今のところトコが剣虎を使う予定は無いのでこっちで楽しませてもらっている。ガオー


アモロ

テオドラ「…よし!これで樹海に隠されたリミット書は全て回収できた、協力に感謝するわ」

白兎「こんな樹海の奥(?)にもお宝があるんだね。 …これを隠した蒐集王って一体ナニモノ?

アモロ

テオドラ「全部集めたし…そろそろ話しておくべきかな、あたしの本当の目的を

トコ「テオドラ様の目的はお宝回収では無いのですか?」

テオドラ「お宝回収は準備段階、詳細は船の上で話す」

白兎「…船?」

アモロ

八十「解剖用水溶液は羊の吐息から出来ているんですよね。 …もしかすると搾りたてだったりして

白兎「冗談が汚すぎるわ!そう聞くと箱の周りのヌメヌメが…

アモロ

ヨグ「こんな所にも抜け道があったとは、灯台下暗しですねぇ」

テオドラ「こっち側だと傾斜がきつくて進めない、向こうからロープか何か垂らせば通れそうね」

アモロ

トコ「オールイーターの頭を封じると舌が綺麗に回収できますね、わぁ!凄く伸びますよ!」

ヨグ「そんなに引っ張ると嫌な予感がちょっと離さないで──ぐへぁ!!

アモロ アモロ

白兎「…あの羊、私たちにもう気が付いてるよね。完全にロックオンされてるんだけど」

トコ「背後は壁、近くに抜け道もありません。 また絶体絶命ですわ」

アモロ アモロ アモロ

テオドラ「油断しなければ倒せはするけど…消耗キツイわね」

八十「テオドラさんの治癒力って高いですよね。羊に轢かれても私の訓練にもついて来れますし。
何か特別な訓練をされているのですか?

テオドラ「…体質よ、体質。 これも後で理由を教えるから、それ探索再開!」

アモロ
アモロ

トコ「おそらく最後であろうエリアに辿り着きましたが…」

白兎だだっ広い広間をヒントなしで歩けって無理いいいぃ!!お腹ふわふわするうぅぅ!!

アモロ

白兎「いてて…落ちた先にはじゅ、10万エーーーーン!!?なんで!?」

ヨグ「勿論我が神よりの贈り物でしょう、人間が何に喜ぶのか分かってらっしゃる!」

八十「大金持ちですね」

アモロ アモロ

テオドラ「よっと、このエリアは来たことないわね…ん?」

アモロ

テオドラ「宝典。だけどなんで落とし穴からしか行けない場所に…」

トコ「欲深い人が引っかかってくれるかな…と思ったのかもしれません」

アモロ

八十「おやケセランパセラン、でも色が違いますね

テオドラ「確かに気になるわね。下手に追いかけたら穴に落ちるし…」

アモロ

トコ「あ!あと少しなんですがぁぁ…」

アモロ

ヨグ「やっと扉までたどり着けました。 ほんのわずかな距離なのに全く近づけませんでしたねぇ」

白兎「でもこれで苦労の時間は終わりだよ!やったぁ!内側に何の意味もない扉があったのは嫌がらせだよね!!

アモロ アモロ

白兎「これまでの感じだと迷宮って四階ずつで構成されてたし、次で終わりかな?」

テオドラ「さあね、もしかすると百階くらい降りる事になったりして

トコ「地面の裏側に出てしまいますわ!」


アモロ

八十「…強い気配はしません。この階に親玉はいないでしょう」

ヨグ「まだまだ歩くことになりそうですねぇ」

アモロ

八十「この魔物、先ほどの階層に居た方ですね。とても強そうな…

アモロ

テオドラ「ご明察、どういう訳かコイツは瘴気の力でこちらに災厄を振りまく術を使う。力自体も強烈よ」

白兎逃げるしかないね!追いかけて来ないでねー!」

アモロ

八十「動き自体は上の階の個体同様ですが…」

アモロ アモロ

ヨグ「囲まれてしまいましたか。一歩でも動けばガブリ!でしょうねぇ」

トコ「このような場合はお暇させていただくのが一番ですわ」

アモロ

海都

アモロ

白兎「おお!こんなに沢山…あ、このお菓子この前食べたいって言ってた奴だ!」

トコ「なんだか照れてしまいますね、ありがとうございます」

アモロ アモロ

八十「海都の一員。私はそれほどの物ではありませんが」

ヨグ「海都の皆さんには、もう八十さんが替えの効かない存在になっているのですよ」

アモロ

テオドラ「え、違うの」

トコ「もう、テオドラ様ったら!違いますよ?」

アモロ アモロ アモロ

白兎「わーっ!飲むから飲むから薄めないでよ!あー美味しい!」

トコ「お茶はやっぱり淹れたてに限りますね」

テオドラ「紅茶はまだちょっと分からん…」

アモロ アモロ

ヨグ「な、泣きながら怒らないで下さい。どうどう…」

トコ「よしよし、私はどこにも行きませんからね?」

アモロ アモロ

テオドラ「…まあここにも届くくらい成果を出してやるわよ」

白兎「私もエリートシノビになってママさんをビックリさせたげるから!」

アモロ アモロ アモロ

八十本当ですか。是非ともよろしくお願いします

白兎「アーモロードなくなる!!」

アモロ アモロ アモロ

八十「・・・・・・そうですか、ならテオドラさんと戦います。よろしいですよね」

テオドラ「えっ」

アモロ アモロ

トコ「あら、私たちが力を合わせればどんな時も大丈夫ですよ」

八十「命続く限りは戦い続けるのでご心配なく」

アモロ アモロ

白兎「独特な表現…でもありがとおじちゃん!あんまりここ来ないけど」

テオドラ「帰る場所があるのは良い事ね、生きる気力になってくれるし」

アモロ アモロ アモロ

トコ「その通りですわフローディア様!気合があれば体の不調も治ります大量に増える事だって可能ですもの!」

ヨグ「改めて思うのですが、トコさんは昔何を見たのですか?

深都

アモロ

白兎「流石にずっと落ち込んでるのを見るとちょっとね…」

トコ「この子のためにも必ず魔の討伐を成し遂げましょう」

アモロ

テオドラ「へえ、どうしてそう思ったの?」

ヨグ「まだまだ始まりの始まりかもしれませんよ」

アモロ アモロ

トコ「深都の方々もフカビトの戦いに協力してくださっているのですね、複雑だとは思いますが…」

八十「それが深都の存在意義ですよ。 意義の為なら意思など関係ありませんから」

アモロ アモロ アモロ

白兎「…うん!私たちアモロ観光局にお任せだよ!」

テオドラ「まあ、期待された分は頑張るか」

アモロ

ヨグ「妙にキメ顔だと思ったらそういう事だったんですねぇ」

トコ「分かります。こういう展開、胸がワクワクしますよね!」

アモロ

白兎「アンドロの第六感的な?」

テオドラ「この場合だと探知機能とかじゃない?」

アモロ アモロ

テオドラ「お、おう…」

ヨグ(どちらも慣れないことをしてますねぇ)

トコ「お二人共リラックスですわ。肩がカチンカチンですよ、鉄みたいです


アモロ

ヨグ「あれは古代生物の一種アンモナイトですね、生きている姿をお目に掛かれるとは…」

トコ「奇怪な見た目ですが少し可愛いかも…!」

アモロ

八十「ふむ、殻は頑強ですね。刀や衝撃ではまともに戦えないでしょう」

テオドラ「その分属性攻撃には弱いみたいね。氷牙のレイピアを持ってて良かった」

アモロ

白兎「カボチャのお化け、ていうか青い! 青色が許される食べ物はアイスだけだよ!」

トコ「それと飲み物ですわ」

アモロ アモロ

八十「今度は腕を封じるツルですか、厄介ですね」

ヨグ「八十さんだと引きちぎれるので大丈夫かと思いますが…」

アモロ アモロ

何を思って魔はテントエリアを体内にこさえたんだろうね。 趣味?

アモロ

ヨグアンモナイトの目玉ですね。……皆さんは覗かない方が良いですよ、耐性無いですし

テオドラ「今更だけどこの階層の素材って持って帰って大丈夫なのか…?」

白兎「最近酒場で工房の求人票をよく見かけるんだけどまさか」

アモロ アモロ

トコ「ヨグ様大丈夫でしたか?思い切り轢かれていましたが

ヨグ「わ、我が神の領域では死にませんよ…ぐふ」

アモロ

テオドラ第六階層の奥底にあるネイピア商会の割引券・・・

白兎「ま、まさかこれまでの全てはネイピアちゃんが裏で糸を…!?なんちゃって、あはは」

アモロ

これは強く死を感じたシーン

ヨグ「私これからどうなるんですか!?」

これは腕封じでも介錯したくてたまらない八十のシーン。キーン!キーン!(介錯発動音)

アモロ

八十「…」(ガチャガチャガチャガチャ)

テオドラ(腕の封印を解いたら斬られそうだな…)

アモロ

ヨグ「おやおや!目がびっしりですねぇ」

トコ「そんなに見つめないで下さいまし…」

アモロ

白兎多すぎるよ!あっち行って!

アモロ

テオドラ「目の通路の奥には例の羊か」

白兎「私たちなら倒せるし倒して進んじゃう?

アモロ

◆◆ ◆◆◆

アモロ

白兎ってなるかもしれないよね…この戦法)

八十「どうしました白兎さん、顔が真っ青ですよ」

アモロ

素材が貯まったので帰還。 オールイーターの条件ドロップからは千方手裏剣(短剣・ATK+134、ATK×2、空き×1)が作れる。
…けど一つ作るのに異次元の巻き舌が4つ必要なので実用性は低いかも。


アモロ

トコ「テオドラ様、どこへ向かうのですか?」

テオドラ北海の空白の座標、地図上で言うと左の空白エリアよ。
勝利の塔近くに激しい海流の場所があったでしょ、あんたたちに見せたいのはその先にある




アーモロード - 北海

白兎「て、テオドラちゃんの頼みだから船に乗ったけど…その見せたい物って何!?」

テオドラ生まれ故郷。 正確に言えば原産地か」

ヨグ「まるで植物みたいな例えですねぇ…ん、水平線の向こうに何か…」

アモロ アモロ

トコ「し、島が浮いています!!

白兎「何なに!?ドッキリ?蜃気楼?夢!?」

テオドラ「あれは空中樹海。世界と隔絶されたこの星の原風景の一部、ヒトが認識することのない聖域。
あたしの本当の目的はあの樹海に住む神竜と話をすることよ」

トコ「あの島にドラゴンが…?」

アモロ

ヨグ「テオドラさんって竜と話が出来るんですか!?」

テオドラ「向こうの頭が良いだけ、星の化身みたいなものだし何とでも話が出来るんだと。
あたしも一応できなくもないけど」

八十「『も』? まるでテオドラさんも同族のような…」

アモロ

トコ「ここが空中樹海、テオドラ様の仰る通り空気が澄み切って魂が洗われるような…」

白兎「み、みんな待って!一人にしないでぇ…!」

アモロ

テオドラ「姿を見せろ、エルダードラゴン!!

ヨグ「エルダードラゴン…?」

八十「気配がします。殺気とは違う重圧感、これは」

アモロ アモロ

テオドラ「聞きたいことがある、どうして魔が復活しているんだ!?

白兎「え!?知り合いなの!?」

アモロ

声の主「…その声は我が力の断片か」

トコ「力の断片…?」

テオドラ「あたしの正体は──このエルダードラゴンの力の結晶、冒険者らしくいうならドラゴンハート
星の竜のドラゴンハートは破格のエネルギーを持つ、こうやって人のかたちに成る程度造作もない。
…受け入れがたい話だとは思うけど信じて欲しい」

トコ「勿論ですわ。 大いなる存在の欠片だなんて何だかロマンチックでカッコいいですもの!」

ヨグ「信じるも何もそんな力が存在するとは!我が神の──」

テオドラ「それに関してはもう沢山、二度と言わないで。 ……どうなの?」

アモロ アモロ

声の主「汝──我が力の断片の問いも、汝らが至天へ辿り着きし時に教えよう…」

テオドラ「…やっぱりそうなるか」

八十「やっぱり?」

テオドラ「竜というのは星の試練の具現、それを打ち倒すことによってヒトの限界を超えることが出来る。知識とか力とか。
…要はその力を振るうに値するかの試験を受けろってこと。 あたしの問いもそれにカウントされた」

白兎「つまり知りたいなら戦って勝てって事!? の、脳筋だ…頭」

八十「素敵ですね」

アモロ アモロ

八十「…テオドラさんがあのような強き存在の断片だったとは、私個人としては嬉しいです」

白兎「聞きたい事はいっぱいあるけどこれからもテオドラちゃんって事で良いんだよね! まずは海都に戻ろう?」

テオドラ「……ありがとう、みんな」

白兎「あとそろそろ海の上に居るの限界なんで早く戻って欲しいな~なんてね、うっぷ…

テオドラ「…早いとこ戻るか」


アモロ アモロ

テオドラ「…聞かれていたか」

港の主「盗み聞きするつもりは無かったのだが、思いつめたような顔をしていたからね。 お節介だったかな」

ヨグ「その断章には何と?」

アモロ アモロ

八十「百年前、ということはテオドラさんは百年前に生まれたんですか?」

テオドラ「うーんまあ、人間暦だとそうなるな。 でも体の成長が遅いだけだし外見年齢と同じ扱いで良いわよ」

白兎「テオドラおばあちゃん…」

テオドラ「誰かが言うと思った」

アモロ アモロ

白兎「でもさ、一握りとか世界の危機とか…御伽噺を聞いてる気分になってきたよ。現実だけどさ」

トコ「事実は小説よりも奇なりですね。 竜と会話できる機会なんて滅多にありませんもの!」

ヨグ「トコさんは相変わらず楽観的ですねぇ、良い事ですけど」

アモロ アモロ アモロ

テオドラ元からそのつもりよ、あたしにはあたしの出来る事をやらないと」

八十「アモロさんがいれば喜んだでしょうに、竜殺しの栄誉はお預けですね」

アモロ

今回のギルドカード - なし

テオドラ「エルダードラゴンの試練を受けたあたしたちアモロ観光局。
話によると三匹の竜の封印を解き、討ち果たすことで人を超えた力とあたしの質問に答えるそうよ。
果たしてあたしたちは竜を屠ることが出来るのか? こ、乞うご期待!」

八十「テオドラさんはエルダードラゴンの断片なんですよね。倒したら試験突破になりませんか?」

テオドラ「無理。 神竜とあたしはドラゴンと素材アイテムくらい違うから、だから戦おうとすんな!」

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