真名の呪い
概要
真名の呪いとはていけつあつ(キャラクター)の一族が生み出した真名を許可なく勝手に呼んだ・伝えた者を即死させる防衛型呪術。
詳細
まず前提として、古来より呪術・祈祷問わず術師の真の名前は”そのもの”の力の根源に直結しており、真の名前を知られると術の威力が大きく減衰、或いは無効化してしまう。
※すごくかいつまんで言うと
例えば貴方と敵対したカースメーカーが『畏れよ、我を』(敵全体をテラー状態にする)を使って来る。
そのカースメーカーがどんな技を使うか分からない、見ず知らずの相手なら怖く感じることが多いはず。
奴はまるで墓から這い出てきた亡者のような見た目で、体中傷だらけで、悪魔のうめき声のような呪言を唱えている!
でも、貴方がカースメーカーとは呪いの言葉で敵を操る術師だと知っていて、更にそのカースメーカーが知り合いなら怖く感じるだろうか?
「でもコイツ、ローブの下は全裸なんだよな…」って事を知っていたら恐怖の感情が萎えてくるだろう。
(それでも怖く感じる事はあるだろうが、何も知らない時よりかは怖くないはずだ)
この一連の知らない/知っているの感覚が『真名』の概念、意外性・ギャップ・拍子抜けの感覚がここで説明した『真名を知られる』概念に近い。
そんな真の名前を知られるという致命的な弱点を克服するために生み出されたのがこの『真名の呪い』である。
発動条件と効果
対象が術者の真名を”術者本人として認識した状態”で”術者の許可なく”呼称・伝達した瞬間に発動する。
発動すると呪詛が自動発動し対象に記憶喪失・心停止・脳死を引き起こす、蘇生は理論上可能だが脳へのダメージを与えることに特化しているので確実に術者の真名の記憶は失われる。
構造上、『真名』と紐づけられた…術者の魂を使った呪いなので基本的に問答無用で発動・死に至らしめる。
発動を避ける正式な方法は真名で呼ばれることを術師が承諾・許可している時。
複数人に許可している場合だと、許可された者同士なら真名で呼び合っても大丈夫。
同音異義ルール
『真名の呪い』は単なる名前の一致では不発に終わり、呼称した者・伝達された者が「名前」を「術者本人の物として認識」している時のみ成立する。
名前を唱えても同姓同名の別人を思い浮かべていた場合や、同じ名前の複数の人物の中で誰なのか分からない状態では不発になる。
ただし後者に関しては後日、本当の”その名前の持ち主”を知ったうえで再度真名の呪いの発動条件を満たすと発動する。
弱点・危険性
似顔絵などの”非言語的なイメージ”だと発動しない。
あくまで「真名」を媒介にする呪術なので言語的記号として認識・確定したものだけがトリガーとなる。
そして”術者の真名を用いた即死”という強烈な効果を持つ呪いの性質上呪いが反射・無効化された場合の挙動は不明。
…最も、そんな事例は今現在報告されていないのだが。
研究と普及
「真名を知られる」という致命的な弱点を解決する策を編み出した一族はこの術を高額で販売することで術師社会の中で強い力と地位を得た。
契約時には上記の高額のマージンに加え呪式の改変・再譲渡を禁じる封印術も施され、違反した場合は呪いが契約者本人に反転発動する。
この仕組みにより「真名の呪い」は一族にとって安定した収入源かつ術師社会の一角の経済を支配している。
世間的には「真名の呪い」は完成された呪術だと思われているが、一族内部では更なる術の改良を目指しており日夜「真名の呪い」の改良・研究が行われている。
マージンの大部分はこの改良研究で使用する人間の購入・狩りに充てられているとか…
「真名の呪い」の術式は一族当主の管理下にあり、個人の判断で改良・分解・再現を行うのは禁止。
ただし、才能ある術師や研究成果が認められた者は限定的な実験権を与えられている。
術式を改変する事に関しては一族内部でも「下手に戻せなくなった時のリスクが大きすぎる」「むしろ新しい呪いの誕生につながる」と意見が分かれている。
関連キャラクター
ていけつあつ
真名の呪い習得済み(一族内部)
真名はキザイア。
呪鈴の内部に真名が彫ってあるがこれは”自らの名に置いて重要な契約を交わす”際に使われる一般的な物、あとは罠なので見ない方が良い。
二代目バーバヤーガ
ミズガルズでの活動に支障が出るので未収得。
そういう術がある、という知識としては知っている。
ジューク
真名の呪い習得済み(外部)
真名は不明だが、所属ギルド『ヘスペリデス』のメンバーには真名で呼ばれることを許可している。
(プライベートでだけだけど)
大手呪術師の里なので一人前になったら里の負担で真名の呪いを習得させてもらえる。
セイラ・モドフスカ
未収得。
そもそも野良カースメーカー(少年兵上がり)なので術の存在自体を知らない。
こういう奴も結構いる。
小ネタ
・「真名の呪い」は超自然系術師だと重宝される一方で、アルケミストやゾディアックといった科学系術師からは全く理解されていない。 精々「過剰すぎるプライバシー保護」くらいにしか思われておらず、科学系の考えの多い地域(例を挙げるならミズガルズ図書館、深都など)だと意外なほど知られていない。
裏設定
・元ネタ(?)は現実の宗教・哲学・民俗学・文学などにある「真の名」
更新
2025/10/13 ver.0.0 新規作成