42.冒険者の日常
2023/11/20
前回のあらすじ
クエストをこなしながら白亜ノ森を往くアモロ観光局!

テオドラ「雰囲気がこれまでと違う、ここが最深部で間違いなさそうね」

アモロ「つまりザイフリート様がもうすぐ来るってこと!?うおお!行かいでかっ!」

白兎「私は一旦帰りたいんだけど、ほら探索って深追い厳禁じゃん?」

トコ「あらら…アモロ様ったら走って行ってしまいました」

白兎「ちょっと待ってよー!?」

アモロ「ザイフリート様~オレです、アモロです~」

ヨグ「こらこら、呼ばないでくださいよ。今戦いになったら確実に負けます」

白兎「タイタンアルム?…臭っ!!タイタンアルムの比じゃないよ!」

テオドラ「うっ、なんつー臭い…!この巨大花…瘴気の腐花の花粉が付いたら厄介よ」

白兎「ほっ別にそこまで強いわけでは無いんだ…あのーその変なツタは?まさかとは思うけど持って帰るの?」

トコ「臭いの少ない部位を選んでいるので大丈夫ですわ、きっと!」

ヨグ「鏡の結界内に潜んでいたのは巨大狐、しかも二体ですか」

テオドラ「こいつらは同じ通りを徘徊しているだけ、動きを見極めれば大したことないよ」

アモロ「お、出口発見!」

白兎「一旦出ようよ、目が回ってきたし」

ヨグ「ふむ、先ほどのは中継地点ですかねぇ。先には進めなさそうです」

アモロ「ザイフリート様を追いかけるには結界内をもっと探索しないとダメかー」

トコ「次回からはあの抜け道から探索を再開できますし今回の探索はこの辺りにしましょう。
街の人々の様子や元老院の様子も気になりますし」
海都

アモロ「光陰矢の如し、だっけ?」

白兎「珍しくアモロが博識だ…雪でも降るの?」

アモロ「ザイフリート様に相応しい男になるための訓練は惜しまないぜ!」

テオドラ「色々あって、ね」

トコ「店主様は白亜ノ森の素材が手に入って嬉しいですか?それなら私も嬉しいですわ」

白兎「たまに良いこと言うよねー」

ヨグ「なんやかんやでも、私たちを気に掛けてくださるのですねぇ」

白兎「プロの貫禄が出てきたって事かな、むふふ!」

テオドラ「ここまで長かったものね、死にかけたりしたし」

トコ「うふふ、ではたまには甘えさせていただきますわ」

アモロ「帰る場所があるっていうのはハッピーな事だからな!」

アモロ「酒場のみんな~!飲んでるか~!」

ヨグ「今日は珍しい方もいらっしゃいますねぇ」

テオドラ「…知らない間にあたしたちも冒険者の上澄みになったようね」

アモロ「これで胸を張ってザイフリート様にアピールできるぜ~!エリート冒険者で~すって!」

白兎「あの真っ白な狐の名前…神罰をもたらす者っていうのか、なんかカッコいいね!」

ヨグ「強力な雷以外にも回復の術を心得ているとは危険極まりないですねぇ」

テオドラ「こう…お姫様ってどうしてみんな熱血気味なんだ…」

トコ「以前、親しくなった王女様は『王族には胆力が必要なのよ!』と申されていましたわ」

アモロ「オレたちアモロ観光局に憧れて…!いや~サイン会開いちゃう!?」

トコ「まるでおとぎ話の英雄の様で少し照れてしまいます」
ギルド長「…お前ら本当に暢気だな。ま、それがアモロ観光局らしいな」

テオドラ「成すべき事を成す、か…」

トコ「大丈夫、テオドラ様は十分役目を果たしていますから!」

テオドラ「そうかな」

アモロ「色んな奴が乗ってるなー、みんなよく来たな!アーモロードへようこそ!」
港の主「ふふ、君たちが航路を復活させてくれたお陰で世界中から人が集まるようになったんだよ」

白兎「あんなに人が乗って…よく沈まないね…」

ヨグ「そう考えると私たちは随分な幸せ者ですね、このアーモロードの樹海の底へと迫れるのですから」

トコ「倒れて行った方々の夢を背に私たちは迷宮を進んでいるのですね」

アモロ「はーい!」

トコ「フローディア様が居ない!?すみません、フローディア様を知りませんか?」
衛兵「ハーヴェイの娘か。その事だが、フローディア様なら自分も姫様を守りたいと白亜ノ森へ向かわれた。
お前たちが居るから大丈夫だとは思うが…出来るだけ早く追いかけてくれ、頼んだぞ」

白兎「元気なばーちゃんだなぁ…百歳越えなのに」
深都
これは深都の裏切り者でも泊めてくれる瞬く恒星亭のシーン。海都のミッションを受けた状態で宿泊すると背徳感!

テオドラ「ふうん…睡眠時間はちゃんと取ってね?」

アモロ「真面目に仕事してるな~よし、帰るか!」

ヨグ「それは困りますよ…」

トコ「悪い事でも無いですし言ってしまいましょう。実は私たち、貴方のお姉さまに頼まれて様子を見に来ていたのです。
健やかに過ごしているようですし店主様も満足して頂けるでしょう」

白兎「御銭の亡霊って…」

アモロ「二重スパイか!オレは賛成だけどバレない?」

アモロ「折角だし受けようぜ!秘密の作戦とかなんだか楽しそうじゃん?」

白兎「私も賛成かな。ネイピアさんの驚く顔って想像つかないもん」

テオドラ「じゃあその依頼、受けさせてもらうわ」

トコ「うふふ、なんだか探偵小説の登場人物になった気分ですね!」

ヨグ「たまにはこういう息抜きも必要ですからねぇ」

アモロ「アモロ観光局改め、アモロ探偵局しゅっぱーつ!」

白兎「おーっ!」
上記のクエストイベントが優先されて見れなかった20階到達時のお話はこんな感じ(後撮り)。
ケンカするけどやっぱり仲良し姉妹。ネイピア姉妹関連の話は心がほっこりするね。

アモロ「菓子折りよし、完璧な謝罪文よし、靴を舐める準備よし!ちょっとリハーサルするから付き合ってくれよ!
あと天極殿星御座も飾り付けたいからここ持ってて…うぎゃーっ!」

ヨグ「謝罪のリハーサルって…ああ、また連行されてます」
海都

白兎「ネイピアちゃんの話って聞いてるかな?何でもいいから教えてくれない?」

トコ「好きな食べ物や最近の取引内容とか…どうでしょうか」

テオドラ「…この子は有益な情報を持ってなさそう、次行こう」

アモロ「酒場だな!」

白兎「アモロ染めと服選びの基準だって!これは重要な情報じゃない?」

ヨグ「ですが店主さんは商人ですよ、むしろ人より詳しい気がしますが…」
酒場のママ「小娘は服の事、冒険者にも聞いてイタナ。聞き込みしてミタラドウダ?」

テオドラ「あー、そうなの。もし覚えてたらあたし達に話してくれない、かな?」

白兎「テオドラちゃんガッチガチだねー…」

ヨグ「…というわけで、アーウラさんは何か聞かれませんでしたか?」

トコ「冷えにはジンジャーのお茶が効きます、良ければ一つどうぞ…お礼はいりませんわ」

アモロ「ふーん深都って寒がりにはきついんだ、確かにオランピアとかキンキンに冷えてたもんな!」

アモロ「ギルド長も服にはこだわるんだな」
ギルド長「『も』って何だ、『も』って」

白兎「えーと…ネイピア商会でどんな物を買うのか教えて欲しいの、アンケート調査みたいなものだよ?」

テオドラ「特に気になる情報は無いわね…こうなったら直接仕事場で聞いてみるか」

トコ「仕事場…店主様本人に掛け合うのですか?」

テオドラ「いいや、商品が取引される港で情報を集める」

アモロ「じーちゃん何か知らない?」

テオドラ「聞ける情報はこんなものか」

ヨグ「服飾関連の情報が多かったですねぇ、一旦支店で情報をまとめてみませんか」

アモロ「ネイピア支店へ行くぞー!」

テオドラ「簡単ね──」

アモロ「服の事を詳しく知りたいんだぜ!」

アモロ「それじゃあ…」

トコ「逢引きですわ!そうに決まっています、店主様ったら職場恋愛なんていじらしいですわ」

テオドラ「あたしもその意見にはおおむね同意だけど…まあ百聞は一見に如かずともいうし」

ヨグ「意外と…フフフ」

トコ「恋人たちの春を守るため、アモロ観光局出陣ですわ」

白兎「むしろお節介な気がー」

アモロ「対象発見!怪しまれないように少人数で接触します!」

テオドラ「はいはい」

トコ「初めまして、私たちは海都の冒険者です。不躾な質問ですがここ最近ネイピア商会と取引されましたか?」

アモロ「ぶっちゃけるとー兄ちゃんは商会の店主とチャラチャライチャラしてる?」

トコ「随分と過激な愛情表現です、店主様は意外と情熱的な方だったのですね」

白兎「いやいや!どう考えても恋仲じゃないでしょ!?また作戦練り直しかぁ…」

ヨグ「そういえば今回のテオドラさんは助け舟を出しませんねぇ」

テオドラ「あたしが居なくても答えを導き出せるか気になってね。まあ面白いってのもあるけど…」

白兎「やっぱりアモロ染めじゃない?最近公共のイベントでも体験会とか開かれてて儲かりそうだし」

トコ「その発想はありませんでしたわ!」

テオドラ「…」

白兎「ママさんと仲良さそうだしきっと秘密の話をしてるはず、行こう!」

アモロ「えー、アモロ染めで悪さなんてできないってホレス婆ちゃん言ってたぞ?」

白兎「それなんだけど、ママさん何か聞いてない?アモロ染めで秘密の儲け話とか」

ヨグ「質問が直球ですねぇ」

アモロ「ほらな!アモロ染めの大ファンであるねーちゃんもそう言ってるんだから違うぞ!」

白兎「えぇー…絶対これだと思ったのに」

テオドラ「てことは…防寒具の素材を探しているで決まりね」

ヨグ「結局は総当たりの推理になってしまいましたねぇ」

アモロ「大儲け間違いなしの作戦だな!」

白兎「あのモコモコの尻尾だね、私も持ってみたけど凄く柔らかいのに暖かかったんだよね~」

ヨグ「白兎さんにも先見の明があるのかもしれませんねぇ」

アモロ「ダブル儲けだな、了解だぜ!」

トコ「感謝というのは面と向かって伝えるのが難しいですもんね」

ヨグ「おやテオドラさん。その手の物は」

テオドラ「こんなこともあろうかと数本確保しておいた、早く見せびらかしに行きましょ」

アモロ「意外な反応、もっと犯人はお前だッ!!…って感じの反応を想像してたぜ」

トコ「ええ、二つありますしお一つどうぞ」

白兎「そうだったんだ、つまり二人とも同じことを考えてた…ってなんじゃそりゃ!」

ヨグ「脱力しましたがこれで大団円ですかねぇ、報告に向かいましょうか」

アモロ「依頼完了!妹の方に防寒具の事を教えたら『海都が沈む』ってビビってたなー」

テオドラ「ま、楽しみにしてるって言ってたし満更でもないんでしょうね」

トコ「いえいえ、心温まる依頼でしたわ」

白兎「もっと早く教えてくれたらよかったのにね、ママさんは聞かされてなかったの?」

白兎「私たちが頑張って推理した意味って一体…?」

トコ「今回のお仕事は縁の下の力持ちといった感じでしたね」

アモロ「おまけ?」

ヨグ「アモロさんってたまに優秀なところを見せますよねぇ」

テオドラ「本来は秀才なのかもね、頭の中バラ色だしほぼ活かされてないけど」

アモロ「あとこれ、アーモロード最高級の塩だぜ!」

白兎「トコちゃんがクッキーやアイスにしてくれたけど絶品だったよー!
でもなんでペイルホースの人たちは自分で取りに行かないんだろ?ちょっと行けばすぐなのにね」

白兎「塩を取りに行く塩が無い…?」

トコ「タマゴかニワトリか、みたいになってきましたわ…」

ヨグ「ちょっと考えさせられる内容でしたねぇ」

テオドラ「別に考える場所無くない?」

アモロ「えーとえーっと、あった!石、石!」

テオドラ「そうよ、樹海の不思議な不思議な石だけど?」

白兎「ちっちゃいけど癒しの岩の近くにあったから効果はある…かもね」
(悪)知(恵)の宝典。
ちなみにペイルホースクエストの報酬はこんな感じの性能。カースメーカーとバード監修か?
息抜きインターネット大航海クエストの時間だよ!行ける場所が増えたので楽しくなっちゃうね。
取り敢えず大王ペンギンを数回ほど倒してみたり、
交易では布都御魂や天羽々斬を入手。
そして再度大航海クエストへ、また大王ペンギンを倒す。
今回は何と多元抜刀によるカンストダメージも見ることができた。大王ペンギン木っ端みじん!
大王ペンギンばかりも退屈なのでインターネットの力を借りてレヴィアタンを何とかしてもらったり。
記憶に残ってるのはこのスキュレーとの戦い、二の太刀+我流の剣術でバステ武器を振り回し撃破、非常に興味深い戦法だった。
解剖用水溶液も投げてスキュレーの条件ドロップも恵んでもらった。
何度か共闘させてもらったが大王ペンギンにはバステは無効なのを忘れて連れて行ったのは申し訳ない。
その後はレヴィアタンともう一回戦ってみたり。
スキュレーとレヴィアタン以外にもそこそこ強くて戦いやすい大航海ボスはいないのだろうか…アルルーナとか生えないかな。
一緒に大航海クエスト・交易して頂いた冒険者の方々、ありがとうございました!
スキュレーの条件ドロップ(本来は呪い反射ダメージ撃破)からはモンク専用装備である
明王の衣(軽鎧・DEF+120、STR×1、TEC×1、HP×1)が作れるが完成には悪魔の毛皮が必要。
悪魔の毛皮を剥ぐ冒険者って何者なんだろう…
今回の交易で手に入れたアイテムはこんな感じ。炎鍛冶の布都御魂とレインボー天羽々斬。
こんな大量の天羽々斬、ショーグン5か四刀マスラオに転職しないと振るえないよ!
長くなったので20Fの残りの探索は探索は次回!
今回のギルドカード - なし

アモロ「アーモロードのおすすめ観光情報を伝えていくぜ!!
今回のおすすめはオレたちの船『DXザイフリート様号』! 全面に金色の塗装を施した豪華な船だぜ!
船首のザイフリート様の像を始め、お手製のザイフリート様の芸術品やアーモロード王家風の装飾が再現されているぜ!
最近の悩みと言えば夜でも輝くから魚が明かりと間違えて突っ込んでくるとこだな!ザイフリート様の恵みだぜ!」

テオドラ「一応あたしの船だって事、覚えてる?」